ブログ - kouchinさんのエントリ
みなさん、お久しぶりです!
2008年度実習生の「こーちん」こと、原好平です
久しぶりにホームページを拝見しましたが、新しい実習生の方が3人?も来られて嬉しいかぎりです
いま、僕は愛知県の長久手町にある「ゴジカラ村」で働かさせてもらっております
ここは都会の雑木林の中にある福祉コミュニテイです
もりの幼稚園や、福祉看護の専門学校、ケアハウス、生活支援センター、特養、NPO法人、株式会社などがあり
「どんな人にも役割と居場所がある」ことを理念としています
生きるヒントを雑木林に学び
1・まざってくらす
2・少しずつ我慢する
3・いつも未完成
4・思うようにならない
5・いいこと、わるいこと裏、表
という事を大切にしています
そこで僕は今、何をしているかというと・・・
特養の厨房に入り、調理と配膳・食事介助をしています
「えっ!?」と思われる方もいるかと思いますが、今まで業者さんに頼っていた野菜を、自分達で作る新プロジェクトの一員としてお声がかかりました
1からのスタートなので、最低半年は野菜はできません
何より食べてくださる方がどんな人達なのかを学ぶためにも調理、介助は欠かせません
農業・福祉・調理と経験する事で「生き方」を学ぶ毎日です
誰もが自分らしく生きられる社会を目指す事にはっくでの経験が非常に役にたっております
一週間前からはNICEの国際ワークを行っていて休みの日や仕事が終わった後にボランティアとして参加させてもらっています
毎日が楽しいです
皆さん、ぜひ遊びに来て下さい
そのうち、はっくに遊びに行きます!!
昨日まで緑の葉っぱの印象しかなかった木に赤い花が咲き乱れていたのです。
2本同時に。
それは椿でした。
赤と白と黄色と緑のコントラストがとてもきれいで驚きました。
それと同時に、自分がこんなにも感動している事に驚かされました。
もともと椿の花は好きですが今までの僕ならば、これほどの感動の余韻はなかったと思います。
花が咲くのは当たり前なのだとおもっていたと思います。
しかし、この一年間の生活の中で、自分の感受性が変化していったのだと実感しています。
レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」には自然と人間との関係についていくつものすばらしい文章が載っています。
「子どもたちの世界はいつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激に満ち溢れています。残念なことに、私たちの多くは大人になる前に澄み切った洞察力や美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、ある時はまったく失ってしまいます」
「多くの美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力を保ち続けることができるでしょう」
今朝の朝畑で、実習畑にあるピーマンとナスを取り除きました。
鍬で枝を切っていくのは、やはり辛いです。
実はならぜることはもうできなくなってしまったかもしれないけれども、それは人間側の視点。
彼ら自身は懸命に生きて、生かされていると思うと・・・。
今までありがとう。
空いたスペースには、十月末に蒔いた残りの冬や最の種を蒔いていこうと思っております。
そして、大量にあるピーマンをいかにおいしく食していくか、そこが問題です。